DNAでマッチング!?婚活イベントの中身を一挙公開!

◆メディアも注目◆
DNAでベストな相性の相手がわかる婚活パーティー!?

「情報が色々ありすぎて、自分がどんな人と合うのかがわからない」
「結婚したいけど、相手選びに失敗したくない」

このような悩みを持っている婚活、恋活中で独身男女が増えている中、注目されているのが、
「DNAを分析して、自分に合う相手を探す」という方法。

今やDNAでのマッチングは、映画やアニメでもテーマとして取り上げられています。

出典:「恋と嘘」(講談社 2017年)

画像で引用した「恋と嘘」は、国の政策として「DNAで最も合う相手と結婚する」こととなっていますが、
最近では、DNAを使ったマッチングイベントも登場しています。

今回は、NHKのテレビ取材も入った話題のDNAマッチングイベント「GENE&GENE」に密着して、
その内容を解き明かします!


運命の相手を見つけるために、私たちが持っている「恋愛遺伝子」とは?

DNAソリューションバンク株式会が発表しているデータに、異性の匂いに関するものがあります。

同社は、異性の好き嫌いは相手の「匂い」に大きく影響されると指摘しています。

一方、スイスの動物学者クラウス・ヴェーデキント博士が行った実験の一部として、「Tシャツ実験」があります。
その内容は、44人の男性に対し、2晩同じコットンのTシャツを着用させた後、
49人の女性にそのTシャツの匂いを嗅がせ、好き嫌いを判定してもらうというものでした。

この実験の結果、女性が「好き」と選んだTシャツは、「女性の持つ遺伝子パターンより一番遠い型」を持つ男性のものでした。
後に、これはHLA遺伝子(白血球の血液型のようなもの)と呼ばれる遺伝子が影響していたことがわかります。

私たちは、においなどの情報から、無意識のうちに「HLA遺伝子」の型を判別し、遺伝子レベルで相手の好き嫌いを決めていたのです
そのため、HLA遺伝子は、より相性の良い相手と恋愛をするための遺伝子として、「恋愛遺伝子」などと呼ばれています。

「今のパートナーは全然タイプではなかったのに、付き合うことになった」
というのは、恋愛遺伝子の仕業なのかもしれません。

恋愛遺伝子による相性判定は、「長続きしやすい相手」を見つけるのに優れています。そのため「パートナー選びで失敗したくない」という方に向いています。

また、容姿やスペックなどと異なり、遺伝子は変わらない情報です。
自分の基準で恋愛をしてきて、うまく行かない人にも向いていると言えるでしょう。

HLA遺伝子に関する詳しい説明はコチラ

DNAマッチング型婚活イベント『GENE&GENE』の
気になる
中身とは?

では、DNA分析を活用した婚活イベント『GENE&GENE』は、どんなイベントなのでしょうか。

①イベント前の事前準備
マッチングサイトGOALLが運営する『GENE&GENE』では、
事前に採取した参加者のDNA情報から、参加者同士の相性を抽出します。
イベントページからGENE&GENEに申し込むと、専用のキットが送られてきます。

指定の住所にこんなキットが送られてくる。

中に入っている、綿棒のような採取ツールで、口の中の粘膜(頰の裏あたり)を数回こすり、DNAを取っていきます。<br/>DNAが取れたら、添付の封筒で送り返します。

②イベント当日は、どんな感じ?会はどう進行するの?
今回のイベント会場は、ごく普通のレストラン。
汐留はイタリア街にある、オシャレな会場です。

  

男性と女性の入口が別々になっています。
仮面とプロフィールシートなどの書類が渡され、受付を済ませると、
女性は控え室に通されます。男性の方は、謎の封筒がどっさり渡されています。

この日はテレビの取材も入っていたせいか、参加者の方も少し緊張されているご様子でした。

  

時間が来たら、女性陣も仮面を着用して会場にイン。
ここで初めて、男性陣とのお目見えとなります。

今回は、総勢20名の方にご参加いただきました。
参加者層は、女子は20代後半〜30代半ばがメイン。
男性は、20代半ば〜40歳ぐらいまでの方が中心です。

仮面をつける理由について、共催のDNAソリューションバンク社の田北氏はこのように語ります。

「相手のDNAは、人間の感覚でいうと、触覚や嗅覚で判断するところが大きいのです。
ところが、視覚はそれ以上に多くの情報を入れてしまいます。

スペックやフィーリングで選ぶのも悪いことではないのですが、今回のポイントは『遺伝子』です。
だから、時間や状況により変質する情報はなるべく入れないようにするために、敢えて皆さんには仮面をつけていただきました。」

イベントが始まると、一人ひとりと話をしていきます。
男性が目の前にいる女性の番号と同じ番号の封筒を開くと、そこには二人の相性度が書いてあります。

 

DNAの相性は、70%以上だと良く、逆に50%以下の場合だと悪いと言われています。
ちなみに今回は、93%の相性の方が最高でした。
90%以上の結果が出る確率は、5%だとのことなので、なかなかすごい確率なのです。

初めは緊張されていた様子の参加者の方も、2人ぐらいと話すと慣れてくるようです。会話も盛り上がってきます。
DNA診断の結果はもとより、趣味や好きな食べ物の話に花を咲かせる方が多い印象でした。

このイベント、一人当たりと話せる時間は約5分。
じっくり話すには少し時間が足りないため、全員と話し終わったところで、
「もっと話してみたい人」をアプローチカードに記入します。

このあと、マッチングしたカップルの中で、
遺伝子的にも最も相性のよかったカップルを発表。

今回は、6組のカップルが誕生しました。
その中で、最も相性の良かった二人は80%という相性でした。
この相性は、10人に1人という確率です。

イベントが終了すると、一人ひとりの遺伝子カルテが渡されます。
今回のイベント参加者全員との相性や、「相性の良いタイプの人」が記載されています。


DNA分析結果サンプル

 

③イベントが終わった後は、どうなるの?

婚活イベントの終了後は、その日の夜にGOALLのイベント事務局から、
マッチングしたお相手や気になったお相手などのプロフィールが送られてきます。

相手のプロフィールにアクセスすると、
その人の情報が追加でわかる仕組みになっています。

まずは遺伝子と話した感じで相手を判断し、
それ以外の情報はイベント後に見ることで、
純粋なフィーリングを確かめることができるのです。

 

④実際に参加してみてどうだった?

他ではあまり見ないイベントであるからか、「新鮮」「面白い」という感想の方が多い印象でした。

これを機会に、新しい婚活にトライしてみては?

 

GENE&GENE主催会社
株式会社GOALL
DNAソリューションバンク
株式会社マーベラス

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